We are a B Corp
サステナブルな未来にコミットするために
B Corpは、社会や環境に配慮することで公益性を高め、かつ経営の透明性を担保している営利企業に与えられる認証です。
2004年ustwo創業にあたり、ジョン・シンクレア(John Sinclair)とマット・ミラー(Matt Miller)は皆が能力を最大限に発揮しやりがいを見出せる、べストな職場環境づくりを目指しました。 企業理念に忠実であること、そして利益を追求することを両立させるべきだと考えたからです。
社会にもたらすインパクトを明確に
そんな私たちにとって、B Corpの認証を取得することは自然な流れでした。B Corpが定める基準と、私たちが掲げる理念、価値観、企業のあり方の間に相通ずるものがあったからです。そしてB Corp認証を受けることでまた、当社の説明責任や社会に与えるインパクトを明確にすることがさらに重要となったのです。
利益よりも社会貢献を優先する企業を目指したい。B Corp認証の取得が、数年後の着地点をどこに据えるべきかを考えるきっかけとなり、当社のビジネスの方向性を示す指針を与えてくれました。
ポッドキャストでご紹介
B Corp 認証取得の理由、B Corpに期待すること、そして認証条件クリアへの道のりやその過程で得た気づきなどを、当社のスタッフが語ります。
マット・ミラー(愛称ミルズ)、ジョン・シンクレア(愛称シンクス)、シネイド、ジャスティンのトーク。なぜB Corp 認証に踏み切ったのか、B Corpに何を求めるのか、そして実際のところ認証条件をパスするのはどれだけ大変なのか(この審査はかなり厳しいのです)、審査通過までのプロセスで学んだことなど、その舞台裏を語ります。
このエピソードでは、ミルズ、シンクス、シネイド、ジャスティンが、B Corpのポイントシステム、B Corp企業として成功する秘訣、これからB Corp登録を目指す皆さんに向けたアドバイスなどを共有します。
2022年4月 ustwo studios が正式に従業員所有企業に移行
人材という資本に投資し、スタッフの自立精神を 育み企業文化と共通の価値観を分かち合うために
創業者マット・ミラー(愛称ミルズ)、ジョン・シンクレア(愛称シンクス)、そして代表株主であるマーカス・ウォックスネリッドは、ustwo studios経営者としての自らの資本の持ち分を減らし、現在所属するスタッフと今後入社してくる社員にビジネス所有権の大部分を移行したのです。この所有権変更によ り、ustwo studios の全社員が実質上ビジネスパートナーとなったわけです。
Employee Ownership Trust(EOT:全従業員の利益のために企業の株式を保有するトラストのこと)制度下で、ustwoの所有権の62%が管理されています。
従業員をビジネスパートナーとして迎えたことが彼らの中に潜在する起業家精神を刺激し、いずれustwo studiosに今までにない新しい変化をもたらしてくれると信じています。
ミルズとシンクスが掲げたビジョンを実現するためには、EOTへの移行が不可欠でした。そうすることで私たち社員一人一人が強い自立性を持ち自らの将来をコントロールできるわけです。すなわちすべてのustwo社員に、ビジネスの方向性を決める権利があるのです。
「従業員所有企業」を選択した理由
パーパスの共有意識を深め、同じビジョンを分かち合う人材をustwo に迎え入れるため
自立性と高い仕事の質を維持し、企業文化と価値観を継承するため
ビジネスパートナーとしてustwo 役員に自分たちの希望の採用を求める権利を従業員が保持するため
企業文化と価値観を共有し社員全員で企業のあり方とその未来を決めていく。とても進歩的なやり方だと思います。
ustwo studios CEO カーステン・ウィアウィル(Carsten Wierwille)による、従業員所有企業への移行が可能にする将来性についての解説
あるデザインスタジオの決断:ustwoが「従業員所有企業」の道を選んだ理由CFO/COOアビ・ビグロウ(Abbe Bigelow)がustwo studios の従業員所有企業に移行した過程を説明
従業員所有企業移行への道のり